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豊田合成・東洋紡、エアバッグ用生地を活用した防護服を共同開発、医療現場に提供

ニュース

2020/6/9

豊田合成(愛知県清須市)は5月29日、東洋紡(大阪府大阪市)などと共同開発した、エアバッグの生地を活用した防護服200着を、名古屋大学医学部附属病院(愛知県名古屋市)などの医療機関へと提供したと発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、医療現場では防護服など医療資材の不足が深刻化している。この課題の解決に向け、豊田合成は、主力製品であるエアバッグの生地を用いた防護服の生産・提供を行うことにした。東洋紡が生産するエアバッグの生地は、ナイロンをシリコンでコーティングしており空気を通さないため、防護服として活用でき、洗って繰り返し使用することもできる。

今回の取組みは、豊田合成と東洋紡、縫製メーカーの華利達服装集団(中国江蘇省)の3社が共同で企画し、医療現場のニーズを踏まえて仕様を決定した。華利達服装集団は、豊田合成のエアバッグ部品の加工を手掛ける常州昌瑞汽車部品制造(中国江蘇省)の親会社で、アパレル関連の事業を行っている。

東洋紡は、この防護服を6月初旬にも北里大学メディカルセンター(埼玉県北本市)、神戸市立医療センター中央市民病院(兵庫県神戸市)へ50着ずつ提供する予定。豊田合成と東洋紡は、今後医療機関などの要望に応じて提供を行っていく考え。両社は、この取り組みを通じて、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努める医療現場を支援していく。

トヨタグループの支援プロジェクトの1つとして実施

トヨタグループでは、新型コロナウイルス感染症の診断や治療に尽力する医療現場を支援する取組みを、東日本大震災の被災地支援プロジェクト「ココロハコブプロジェクト」の一環として位置付けて展開している。豊田合成は、このプロジェクトの1つとして、防護服を提供した。

医療用フェイスシールド

また、トヨタ自動車(愛知県豊田市)とトヨタグループ各社は、このプロジェクトにおいて、医療用フェイスシールドの生産に本格的に取り組んでいる。トヨタ自動車では、4月27日よりこれまでの約20倍となる月産4万個(約2,000個/日)レベルでの生産を開始し、今後月産約7万個(約3,600個/日)レベルまで生産を拡大する予定。グループ会社においても同様に生産に着手している。

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2020/6/9

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