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ソフトバンクグループ、マスク着用で検温&顔認証システムをTOHOシネマズへ納入

ニュース

2020/6/15

ソフトバンク(東京都港区)は6月2日、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、TOHOシネマズ(東京都千代田区)が運営する映画館「TOHOシネマズ」に、子会社が開発・提供するAI検温ソリューションを納入することが決定したと発表した。全国の「TOHOシネマズ」に順次設置され、来場者の検温用に活用される予定。

このAI検温ソリューション「SenseThunder(センス・サンダー)」は、AI(人工知能)顔認識技術と赤外線カメラを使い、マスクを着用したままでも0.5秒で、対象者の個人認証と体温測定を同時に行い、発熱している人をリアルタイムに見分ける。これにより、感染症の拡大予防につなげることができる。

今回は「SenseThunder」のラインアップのうち、コンパクトモデルである「SenseThunder-Mini(センス・サンダー・ミニ)」を納入する。「SenseThunder-Mini」は最大1.2メートル離れた距離からでも、所要時間0.5秒で、かつ±0.4度の精度での検温が可能。現在、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、国内の官公庁や病院、企業での利用が広がっているという。

「SenseThunder」は、ソフトバンク子会社の日本コンピュータビジョン(JCV/東京都千代田区)が開発・提供する。ソフトバンクが今回の販売と導入支援を行っている。なお、今回の設置において、来場する顧客の個人情報や画像データは一切取得しない。

ソフトバンクは本社に試験導入

ソフトバンクは、社員の健康管理のため、汐留本社にて「SenseThunder」20台を試験導入した。これにより、AI顔認証・体温測定と入館ゲートを連動させ、入館管理を行う。このソリューションでは、体温正常・マスク着用・顔認証成功で入館ができるが、マスク非着用と体温異常の場合は、音声またはブザーで警告する。

ソフトバンクとJCVは、「SenseThunder」の納入を通し、さまざまな施設における安心・安全な環境づくりに貢献していくとしている。

感染予防でニーズが高まる体温測定&顔認証システム

新型コロナウイルス感染症対策として、医療機関やオフィス、飲食店などで、非接触でマスクをしたまま、体温測定と顔認証が行えるシステムへのニーズが高まっている。こうしたシステムの開発や販売に乗り出す会社が増えている。

たとえば、 LED事業を展開するLM TOKYO(東京都渋谷区)は5月25日に、マスクしたまま顔認証と、非接触で検温できる「AI 検温モニタ KAOIRO」を販売。6月1日時点で初回ロットを完売している。また、防犯対策・セキュリティ会社のALSOK(東京都港区)は6月5日、体温やマスクの有無を自動検知し、非接触による入室制限を可能にしたAI体温測定顔認証端末「FACE FOUR」(ダイワ通信製)の販売を6月より開始することを発表している。

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2020/6/15

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