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ダイキン工業、スタートアップ企業と協業 アフターコロナのアイデアを募集・審査中

ニュース

2020/6/15

ダイキン工業(大阪府大阪市)は6月3日、ユニークな事業や技術を有するスタートアップ企業からテーマに基づくアイデアを公募し、短期間で、共同PoC(Proof of Concept:概念実証)の実行や出資検討へつなげるイベント「Daikin Venture Summit」を開催すると発表した。

初回となる「Daikin Venture Summit 2020」は、新型コロナウイルス感染症により変化する社会をリードするアイデアを、6月3日から6月6日まで募集した。具体的には、アフターコロナの社会において、誰もが安心して生活できる社会の実現、多様な働き方や生活の提案、新たな価値観の形成への貢献を目指し、募集テーマとして、「空気環境に関する技術・サービス」や「これからの社会変化を見据えた技術・サービス」を設定し、同社とともに課題解決に取り組むアイデアを募った。

募集テーマ

(1)空気環境に関する技術・サービス

<テーマの着眼例>

  • 安心して働けるオフィスや工場・倉庫を実現する空気環境技術・サービス
  • オフィスや店舗等における 3 密空間を可視化・回避する技術・サービス
  • 自宅を安心安全な空間にするための除菌・換気に関する技術・サービス
  • 屋外イベントなど複数の人が交わる空間における除菌や感染症対策技術・サービス
  • マスク着用による息苦しさや不快感、熱中症等の問題を解決する技術

(2)これからの社会変化を見据えた技術・サービス

<テーマの着眼例>

  • 働く場所の多様化(在宅勤務、カフェ、コワーキングなど) を支える技術・サービス
  • 直接的な対人コミュニケーションの減少を補完する技術・サービス
  • 外出機会の減少によるストレス増加・運動不足を解決する技術・サービス

6月10日~6月12日の書類審査を経て、6月15日に、アイデアを提案する最終審査会を開始する。なお、今回はすべての過程をオンラインで実施する。

審査の結果、優れたアイデアに対しては、ダイキン工業との共同PoCを検討するとともに、PoCに必要な費用(最大500万円)や、検証場所として同社オフィスやコワーキングスペース「point 0 marunouchi」などを提供する。さらに、特に優れたアイデアを提案したスタートアップ企業に対しては、同社CVC室と、このイベントに賛同するベンチャーキャピタルからの出資を検討する。

今回のイベントには、共催のサムライインキュベート(東京都港区)のほか、審査員として、リアルテックホールディングス(東京都墨田区)とPlug and Play Japan(東京都渋谷区)が参加する。3社はベンチャーキャピタルだ。Plug and Play Japanは、新型コロナウイルス感染拡大に立ち向かう世界のスタートアップをeBookやコンテンツを通して紹介している。

このイベントは、ダイキン工業が新たな外部協創の形として実施するもの。スタートアップ企業との協業加速に賛同するベンチャーキャピタル等の外部機関と連携し、継続して開催する予定。

5年間で110億円の出資枠を設定

ダイキン工業は、高度なソリューション提供のための新たな技術開発やイノベーション創出に向け、社外との「協創」に取り組んでいる。2019年11月にスタートアップ企業との協業を推進する組織「テクノロジー・イノベーションセンター CVC室」を設立した。また、世界のスタートアップ企業を対象に2024年までの5年間で110億円の出資枠を設定しており、すでに国内外のスタートアップ企業への出資を多数実行している。今後も世界中で新たな外部パートナーとの強固な関係を構築するため、この出資枠を活用しながら、オープンイノベーションの取り組みを加速していく考えだ。

ちなみに、コワーキングスペース「point 0 marunouchi」は、ダイキン工業などが設立した会社が開設。ダイキン工業らは、ここで、社会課題のひとつである「働き方改革」をテーマに、理想のオフィス空間の実現を目指して、様々な空間コンテンツの実証実験も実施している。

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2020/6/15

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