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みんな電力、空気環境を改善するサービスに、手軽なサブスクリプションプランを設定

ニュース

2020/6/22

TBSラジオのスタジオで浮遊菌検査を行う様子

みんな電力(東京都世田谷区)は、オフィスや店舗に対して、空気中に含まれる菌類を可視化し、空気環境の適切な改善方法を提案するサービス「みんなエアー」を定額で利用できるサブスクリプションプランの提供を6月9日より開始した。

同社は、飲食店や美容室、学習塾、スタジオなど、空気環境対策が必要だと感じながらも導入コストが障壁になっていた事業者に、また、全国のライブハウスにも、気軽に「みんなエアー」を総合的に試してもらいたいと考えて、サブスクリプションプランを開始することとした。同社によると「空気のサブスクリプションサービス」は日本では初めて。

部屋のサイズによってプランの選択が可

みんな電力は、新型コロナウイルス感染症対策として、空気環境に対する社会的な意識が高まる中、3月24日より、空気環境を改善するサービス「みんなエアー」を開始した。このサービスには、「空気環境を知る」と「対策する」の2つのメニューがある。「空気環境を知る」では、同社スタッフが現地に行き空気を採取し、外部研究機関にて採取した空気の中の浮遊菌を分析しデータ化する。「対策する」では、データを基に同社スタッフが浮遊菌対策に効果的な製品の紹介や部屋のレイアウト変更など、適切な改善方法を提案する。

サブスクプランでは、2つのメニューをセットにし、また、部屋のサイズによって選択できる2プランを用意した(表参照)。今後対策製品のラインアップを拡充していく。空気環境対策を検討している美容室や学習塾など、まずは個人事業主などを対象に、順次拡大展開していく予定。

料金表

TBSラジオでは飛沫対策に加えて導入

「みんなエアー」サービスには多くの反響があり、TBSラジオ(東京都港区)や、児童発達支援・放課後等デイサービス事業を行うアース・キッズ(東京都渋谷区)などに導入されている。

TBSラジオでは、スタジオにおいて、高いレベルの新型コロナ感染対策が求められた。飛沫対策として人数制限やアクリル板の設置などを行い、さらに「みんなエアー」によって、浮遊菌検査を行い、紫外線殺菌照射装置「エアロシールド」を導入し、空気環境を向上させた。TBSラジオは、この対策により、「パーソナリティーの方に、より安心して放送に臨んでもらえる環境の整備できたと思う」とコメントを寄せている。

「対策する」で設置する「エアロシールド」は、エネフォレスト(大分県大分市)の製品で、みんな電力は正規販売代理店となる。紫外線は波長によりUV-A・UV-B・UV-Cの3種類に分類され、その効果も異なる。「エアロシールド」は高い殺菌効果を持つ「UV-C」ランプを使用。UV-Cの波長は「耐性菌をつくらない」「常温で殺菌」など、紫外線殺菌の特性を備えるという。

スタジオに設置された紫外線殺菌照射装置エアロシールド

スタジオに設置された紫外線殺菌照射装置エアロシールド

また、みんな電力は、東京都杉並区のライブハウスにサブスクプラン応援価格にて「みんなエアー」を導入する。同社は「いまこそ私たちを元気づけてくれる文化の力が必要」と考え、配信型音楽フェスに協賛するなど、新型コロナウイルスの影響を受けるエンターテイメント業界を支援してきた。

2025年度中に100万スポットへ導入

みんな電力は「みんなエアー」の導入を通じて、空気環境の改善に取り組む店舗やオフィスなどを地図上にマッピングしていくことで、衛生的で安心できる空気を誰もが検索し、選んで利用し、評価ができる社会の実現を掲げる。「みんなで目指そう!100万スポット!」を事業目標に、2023年度中に5万スポット、2025年度中に100万スポットの登録を目指す。

みんな電力は、再生可能エネルギー事業会社として2011年に設立。2016年に、独自のブロックチェーン技術を基盤に、発電者と生活者をつなぐ電力小売りサービス「顔の見える電力™」を開始した。「みんなエアー」は、「空気の見える化」による、安心で安全な暮らしを実現する室内の空気環境づくりを行うサービスとして開始した。

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2020/6/22