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アズビル、流行時に感染症対応病室に切替え可能な空調システムの提案を強化

ニュース

2020/7/6

アズビル(東京都千代田区)は6月26日、今般の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一般病室を、必要時に室内の気圧を低くした「陰圧」に制御することで感染症対応病室に切り替えることができる「パンデミック対応空調システム」の提案を強化すると発表した。

感染症患者専用の病室は、汚染空気が外部に漏れないように「陰圧」にして気流を廊下から室内に向くように制御し、かつ換気量を増やす必要がある。しかし、平常時に感染症患者専用の病室を常設すると、病床の稼働率が下がり、医療機関の経営を圧迫する要因ともなる。

このシステムは、平常時に病室やリハビリ室などとして活用される「等圧」の部屋の空調を、感染症流行時にはパソコン画面から「パンデミック空調モード」へ切り替える簡単な操作によって「陰圧化」と「換気量拡大」を図り、感染症病室としての利用を可能とする。この感染症病室により院内感染のリスクを低減し、医療従事者や外来患者の安全・安心を確保することができる。

風量制御バルブを活用したシステム

Infilex VN

風量制御バルブ「Infilex™VN」

今回の空調システムは、室圧のスムーズな切り替えと安定した室圧環境の維持を実現した、アズビルの風量制御バルブ「Infilex™VN」を活用したものだ。気流方向と流入風量が常に一定であるため、他区域に空気が漏れることがなく、物体、空気など汚染度の低いものが汚染度の高いものとの接触により汚染されてしまう交差汚染を防止する。

この風量制御バルブは、特に、化学実験室や動物飼育室などの風量・室圧制御要求に対応し、これまでは、主に研究室や実験室向けシステムとして販売してきた。今後、全国の医療施設向けに合わせた「パンデミック対応空調システム」としての提案をさらに強化していく。

withコロナ社会に向けた製品・システムを提供

アズビルは、制御・計測機器メーカーとして、人々の安全・安心に貢献するため、withコロナ社会に向けた製品・システムなどを提供していくとしている。同社は、ソフトバンクグループの日本コンピュータビジョン(JCV/東京都千代田区)と事業提携を締結し、4月21日から国内向けにJCVの顔認証システムの販売を開始した。6月23日に、この顔認証システムに高解像度赤外線サーモグラフィカメラを搭載した「AI温度検知ソリューション」の販売を開始することも発表した。

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2020/7/6

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