食品工場・店舗・施設のための除菌・衛生管理の情報メディア

資生堂、手指消毒液を8月上旬より一般販売 化粧品会社目線で「手荒れに配慮」

ニュース

2020/7/27

資生堂は7月13日、新型コロナウイルス感染症対策として、4月より医療機関向けに提供してきた手指消毒液(指定医薬部外品)を8月上旬より一般発売すると発表した。

化粧品会社ならではの「手荒れに配慮した処方」の手指消毒用アルコールで、細菌だけでなくウイルスへの効果も期待できる有効成分エタノール(76.9~81.4vol%)を配合し、添加物として、手にやさしい保湿成分のグリセリン、トリイソオクタン酸グリセリンを含む。

効能・効果は手指・皮ふの洗浄・消毒。なお、すべての細菌、ウイルスに効果があるわけではないとしている。

商品は液体タイプの速乾性手指消毒剤で、ポンプ付き「S 手指消毒用エタノール液NA」(500mL)と、つけかえ用のポンプなしの「S 手指消毒用エタノールNA」(500mL)の2種類をラインナップ。現時点で価格は未定。

国内においては、まずは顧客からの要望が多い東京都の化粧品専門店やドラッグストア、総合スーパー(GMS)、ホームセンター、スーパーマーケットから展開し、市場の環境をみながら販売エリアを拡大していく予定。

国内外で医療機関や高齢者施設の消毒液不足に対応

資生堂は、「新型コロナウイルス感染拡大の抑制に関して、当社にできるあらゆる可能性を考え、即実行していきたい。」という方針に基づき、化粧品会社として有する知見・技術・設備を活かし、様々な対策を検討・実行してきた。

日本での消毒液増産を推進するため、新たに開発した、手荒れに配慮した手指消毒液は、4月より国内4工場で生産を開始した。毎月合計20万本(約10万L)の消毒液を、医療機関などを中心に提供する。厚生労働省から承認を受けた手指消毒液の承認情報(処方)は、医薬部外品の製造販売業者が医薬部外品製造販売承認を取得するための参考にしてもらう目的で、広く開示している。

また、国内の工場で生産した手指消毒液を、日本医師会へ20万本寄付した。消毒液は日本医師会を通じ、各医療現場へ届けられる。

同社は国外においても、医療機関や高齢者施設における消毒液不足を支援するため、消毒液の生産を行っている。フランスでは、コスメティック・バレーにある2工場で消毒液を37万5,000本以上生産した。また、アメリカでは、ニュージャージーにあるイーストウィンザー工場で消毒液を生産し、75以上の病院、NPO等の医療機関へ12万本以上を寄付した。

このほか、感染症の拡大防止に取り組む医療従事者のストレス緩和になることを願い、日本や台湾、シンガポールで、医療機関にスキンケア化粧品等を寄付する活動などを行っている。

ニュース

2020/7/27

関連製品Sponsored by FUJITEX

  • 次亜塩素酸水 ジア除菌 FX997

    次亜塩素酸水 ジア除菌 FX997

    アルコールが効きにくい菌にも有効!安全性が高いから、場所や素材を選ばずに使えます。

    詳細を見る